語り部さるたの美しい日本の言葉 百人一首

さるたびこは、日本の神話に登場する導きの神様です。その名に因んで、語り部さるたが、今に残る日本の美しい言葉百人一首を語ります。

小倉百人一首 歌四十九番 ”御垣守衛士のたく火の夜は燃え”

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 読みは

みかきもり えじのたくひの よるはもえ ひるはきえつつ ものをこそおもえ

と読みます。

 

歌の意は

宮中の門を守る衛士の焚く火が、夜は燃え、昼に消えるように、私の恋心も夜は燃え、昼は消えそうになるほど思い悩むのだ。

 

言葉の意は

御垣守(みかきもり):宮中の諸門を守る人。

衛士(えじ):宮中を守るために諸国から一年交代で集められた兵士。

 

作者は
大中臣能宣 (おおなかとみのよしのぶ)921~991

平安中期の歌人

三十六歌仙の一人。

梨壺の五人の一人として『後撰集』を編纂。

伊勢大輔の祖父。

神官。

 

出典

詩花集

小倉百人一首 歌四十九番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌四十八番 ”風をいたみ岩打つ波のおのれのみ”

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 読みは

かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ くだけてものを おもうころかな

と読みます。

 

歌の意は

激しい風に、岩にあたって砕け散る波のように、私の心も砕けるくらいに片思い悩むこの頃なのだ。

 

言葉の意は

風をいたみ :激しい風の意 (いたみは激しいの意味)

 

作者は
源重之 (みなもとのしげゆき)?~1000?

平安中期の歌人

三十六歌仙の一人。

清和天皇の曾孫。

 

出典

詩花集

小倉百人一首 歌四十八番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌四十七番 ”八重むぐら茂れる宿の寂しきに”

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 読みは

やえむぐら しげれるやどの さびしきに ひとこそみえね あきはきにけり

と読みます。

 

歌の意は

幾重にも蔓草が生い茂るこの家は寂しいので、誰も訪ねては来ないけれども、秋だけはいつものようにやってくるのだ。

 

言葉の意は

むぐら:蔓になっている雑草のこと

・見えね :見えない

 

作者は
恵慶法師 (えぎょうほうし)

生没年不詳。

平安中期の歌人

中古三十六歌仙の一人。

播磨国の僧。

出典

拾遺集

小倉百人一首 歌四十七番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌四十六番 ”由良の門を渡る船人かぢを絶え”

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 読みは

ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ ゆくえもしらぬ こいのみちかな

と読みます。

 

歌の意は

由良の瀬を渡って行く舟人が、櫂をなくして行く先もわからずに漂うように、この先の私の恋の道は行く末がわからないことだ。

 

言葉の意は

由良の門を :由良の海の流れの激しい瀬を

作者は
曾禰好忠 (そねのよしただ)

平安中期の歌人

丹後掾。

中古三十六歌仙の一人。

出典

新古今集

小倉百人一首 歌四十六番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌四十五番 ”あはれともいふべき人は思ほえで”

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 読みは

あわれとも いうべきひとは おもおえで みのいたずらに なりぬべきかな

と読みます。

 

歌の意は

私のことをかわいそうだと悲しんでくれそうな人は思い浮かばず、きっと私は、むなしく死んでいくのだろうなあ。

 

言葉の意は

いたづらに :空しく

作者は
謙徳公 (けんとくこう)

藤原伊尹 (ふじわらのこれただ・これまさ) 924~972 

平安中期の歌人

後撰集』の撰者にして和歌所別当

出典

拾遺集

小倉百人一首 歌四十五番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌四十四番 ”逢ふことの絶えてしなくはなかなかに”

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 読みは

あうことの たえてしなくば なかなかに ひとをもみをも うらみざらまし

と読みます。

 

歌の意は

逢うことがないのなら、あの人をも私自身をも恨むことはしないだろうに。

 

言葉の意は

絶えてしなくば:絶対しない

人をも身をも :ひともわたしも

恨みざらまし :恨むことはない

 

作者は
中納言朝忠 (ちゅうなごんあさただ)

藤原朝忠 (ふじわらのあさただ) 910~966

平安中期の歌人

三十六歌仙の一人。

定方の子。

 

出典

拾遺集

小倉百人一首 歌四十四番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌四十三番 ”逢ひ見てののちの心にくらぶれば”

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 読みは

あいみての のちのこころに くらぶれば むかしはものを おもわざりけり

と読みます。

 

歌の意は

あなたに逢いたいと思っていたが、逢ってみるとかえって苦しく、切ないこの気持ちに比べると、逢う前の悩みは何も思っていないようだった。

 

言葉の意は

のちの心:後の気持ち、今の心のこと。

 

くらぶれば:比べるとの意味。

 

:逢瀬を遂げる前のこと。

 

作者は
中納言敦忠 (ごんちゅうなごんあつただ)

藤原敦忠 (ふじわらのあつただ) 906~943 

平安中期の歌人

三十六歌仙の一人。

時平の子。

 

出典

拾遺集

小倉百人一首 歌四十三番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌四十二番 ”契りきなかたみに袖をしぼりつつ”

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 読みは

ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ すえのまつやま なみこさじとは

と読みます。

 

歌の意は

お互いの涙で濡れた袖を絞りながら誓い合いましたね。

末の松山を波が越すことがないように、私たち二人の愛も永遠であるようにと。

 

言葉の意は

契りきな:(恋の)約束したものでしたよねの意味。

 

かたみに:お互いにの意味。

 

袖をしぼりつつ:「袖をしぼる」というのは「泣き濡れる」という意味「つつ」は繰り返しを表す。

 

末の松山:現在の宮城県多賀城市周辺。

 

作者は
清原元輔 (きよはらのもとすけ)

908~990 平安中期の歌人

三十六歌仙の一人。

清少納言の父。

梨壺の五人の一人として『後撰集』を編纂。

 

出典

拾遺集

小倉百人一首 歌四十二番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌四十一番 ”恋すてふわが名はまだき立ちにけり”

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 読みは

こいすちょう わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもいそめしか

と読みます。

 

歌の意は

恋をしているという私の名が、早くも世間に広まってしまった。

誰にも知られないよう、ひそかに思いはじめていたのに。

言葉の意は

恋すてふ :恋をしているを短く言っている

思ひそめかし :思い始めの意味

作者は
壬生忠見 (みぶのただみ)

生没年不詳。

平安中期の歌人

三十六歌仙の一人。

忠岑の子。

出典

拾遺集

小倉百人一首 歌四十一番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌四十番 ”忍ぶれど色に出でにけりわが恋は”

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 読みは

しのぶれど いろにいでにけり わがこいは ものやおもうと ひとのとうまで

と読みます。

 

歌の意は

私の恋心は、人に知られまいと耐え忍んできたが、こらえきれず顔に出てしまったのか。

何か物思いがあるのかと人が尋ねてくるほどに。

言葉の意は

色に出にけり :表情にでてしまったの意味

作者は
平兼盛 (たいらのかねもり) 

?~990 平安中期の歌人

三十六歌仙の一人。

光孝天皇の玄孫。

出典

拾遺集

小倉百人一首 歌四十番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌三十九番 ”浅茅生の小野の篠原忍ぶれど”

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 読みは

あさぢうの おののしのはら しのぶれど あまりてなどか ひとのこいしき

と読みます。

 

 

歌の意は

浅茅が生えている小野の篠原のように、この心を忍んでも耐えきれぬほどに、あなたのことが恋しくてたまらない。

言葉の意は

浅茅生の :背の低い茅がまばらに生えているところ
小野の篠原 :篠原は細い竹が生えている野原のこと、小野は野原
あまりてなどか:~でたまらないの意

作者は
参議等 (さんぎひとし) 

源等 (みなもとのひとし) 880~951 

平安中期の歌人

嵯峨天皇の曾孫。

中納言源希の子。

出典

後撰集

小倉百人一首 歌三十九番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌三十八番 ”忘らるる身をば想はず誓ひてし”

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 読みは

わすらるる みをばおもわず ちかいてし ひとのいのちの おしくもあるかな

と読みます。

 

 

歌の意は

あなたに忘れられる私の身がどうなろうともかまわないが、神に誓った愛を破ったことで神罰が下り、あなたの命が失われることが悔しいのです。

言葉の意は

忘らるる :忘れられる

作者は
右近 (うこん) 

生没年不詳。

平安中期の女流歌人

右近少将藤原季縄の娘。

出典

拾遺集

小倉百人一首 歌三十八番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌三十七番 ”白露に風の吹きしく秋の野は”

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 読みは

しらつゆに かぜのふきしく あきののは つらぬきとめぬ たまぞちりける

と読みます。

 

 

歌の意は

白露に風が吹きすさぶ秋の野は、まるで糸で貫き止まっていない玉を野に散りばめているようだ。

言葉の意は

吹きしく :吹きすさぶの意味

作者は
文屋朝康 (ふんやのあさやす) 

生没年不詳。

平安前期の歌人

康秀の子。

出典

後撰集

小倉百人一首 歌三十七番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌三十六番 ”夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを”

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 読みは

なつのよは まだよいながら あけぬるを くものいずこに つきやどるらん

と読みます。

 

 

歌の意は

夏の夜は、まだ宵の口だと思っているうちに夜が明けてしまうが、月は雲のどの辺りにとどまっているのだろうか。

言葉の意は

明けぬる :明けてしまったの意味

宿るらむ :宿っているのだろう。とどまっているのだろう。

作者は
清原深養父 (きよはらのふかやぶ) 

生没年不詳。

平安前期の歌人

元輔の祖父。

清少納言の曽祖父。

 

出典

古今集

小倉百人一首 歌三十六番の歌です。

 

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小倉百人一首 歌三十五番 ”人はいさ心も知らずふるさとは”

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 読みは

ひとはいさ こころもしらず ふるさとは はなぞむかしの かににおいける

と読みます。

 

 

歌の意は

あなたの心が変わっているかどうか知りませんが、昔なじみのこの里の梅の花は、昔と同じ香りを漂わせています。

言葉の意は

人はいさ :人はどうであろう

ふるさと :馴染みの深いところ

作者は
紀貫之 (きのつらゆき)866?~945? 

平安前期を代表する歌人

三十六歌仙の一人。

古今集』の撰者の一人にして仮名序の執筆者。

土佐日記』を著す。

 

出典

古今集

小倉百人一首 歌三十五番の歌です。

 

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