美しい日本の言葉を鑑賞します 百人一首の世界

今に残る日本の美しい言葉を百人一首の詩から鑑賞しましょう。

2020-12-14から1日間の記事一覧

小倉百人一首 歌八番 ”わが庵は都の辰巳しかぞ住む”

読みは わがいおは みやこのたつみ しかぞすむ よをうじやまと ひとはいうなり と読みます。 // 歌の意は 私の庵は都の東南にあり、心静かに暮らしている。それなのに、私が世を憂いて宇治山に引きこもったと世間の人は言っているようだ。 言葉の意は ・庵 …

小倉百人一首 歌七番 ”天の原ふりさけ見れば春日なる”

読みは あまのはら ふりさけみれば かすがなる みかさのやまに いでしつきかも と読みます。 // 歌の意は 大空を仰いで見ると、かつて奈良の春日にある三笠山の上に昇っていたあの月が、今ここに出ているようだ。 言葉の意は ・天の原 :広々とした場所 ・ …

小倉百人一首 歌六番 ”かささぎの渡せる橋に置く霜の”

読みは かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける と読みます。 // 歌の意は かささぎが連なって架けたといわれる天の川の橋。それにたとえられる宮中の橋に霜が降りて、その白さを見るにつけ夜もいっそう更けてきたことだ。 言…

小倉百人一首 歌五番 ”奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の”

読みは おくやまに もみじふみわけ なくしかの こえきくときぞ あきはかなしき と読みます。 // 歌の意は 奥山に散り積もった紅葉の枯れ葉を踏み分けながら、鹿の声を聞くと、秋の悲しさはひとしお身にしみて感じられるものだ。 言葉の意は ・鹿の声 :鹿が…