美しい日本の言葉を鑑賞します 百人一首の世界

今に残る日本の美しい言葉を百人一首の詩から鑑賞しましょう。

2021-02-14から1日間の記事一覧

小倉百人一首 歌四十七番 ”八重むぐら茂れる宿の寂しきに”

読みは やえむぐら しげれるやどの さびしきに ひとこそみえね あきはきにけり と読みます。 // 歌の意は 幾重にも蔓草が生い茂るこの家は寂しいので、誰も訪ねては来ないけれども、秋だけはいつものようにやってくるのだ。 言葉の意は ・むぐら:蔓になって…

小倉百人一首 歌四十六番 ”由良の門を渡る船人かぢを絶え”

読みは ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ ゆくえもしらぬ こいのみちかな と読みます。 // 歌の意は 由良の瀬を渡って行く舟人が、櫂をなくして行く先もわからずに漂うように、この先の私の恋の道は行く末がわからないことだ。 言葉の意は ・由良の門を…