読みは
やまがわに かぜのかけたる しがらみは ながれもあえぬ もみじなりけり
と読みます。
歌の意は
山間を流れる川に風が作った堰は、流れることができなく溜まっている紅葉の葉だったのだなあ。
言葉の意は
・しがらみ :川の流れをせき止めるために竹などで作られた柵のこと。
・あへぬ :成し遂げることが出来ないの意味
作者は
春道列樹 (はるみちのつらき)
?~920 平安前期の歌人。
壱岐守に任ぜられたが赴任前に没した。
出典
小倉百人一首 歌三十二番の歌です。
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